左岸 [本の感想・紹介]

江國香織さん。

初めからずっと不穏な空気が漂う。

悲しいような苦しいような、もやもやした感じ。

後半にいくほど楽になるというか

諦めが付くというか。

主人公"茉莉"の半生。

誰の人生もきっと

なるようになるし、なるようにしかならない。

"惣一郎"が何度も言う「遠くに行くんだ」は

「生きろ」ってことだったんだなと最後を読んで思った。

私はできることならこの"惣一郎"になりたい。

辻仁成さんの「右岸」という小説があります。

こちらは"茉莉"の幼馴染"九"の物語だそうです。

「左岸」は面白かったけど

「右岸」はきっと読まないだろうなぁ。







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