変身 [本の感想・紹介]

東野圭吾さん。

「変身」も重たいテーマですね。

脳の移植を受けた青年のお話。

どんどん変わっていく人格。

変化の途中に犯した罪。

ドナーの正体については多くの人が予想した通りだと思うけど

わかっていても面白い。

自分とは何か、自分らしく生きるとは何か。

彼の犯した罪によって不幸になってしまった人たちのことが気になるけれど

そこは小説なので割り切るしかないでしょう。

最後は彼の移植手術をした博士のノートで終わる。

とても清清しい。

脳死や移植についてはこの頃よく耳にしますが

「変身」が書かれたのはかなり前。

すごいことです。




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